団体概要

わたしたちは“音声ガイド”というツールを使って、
視覚に障がいがあっても、一緒に映画を楽しむことのできる環境づくりをしています。

 目が見えなくても映画が観たい!

 目の不自由な人たちにとって、映像が見えない、字幕が読めないという事実は、映画鑑賞をする上でとても大きなバリアとなるよう に思われています。しかし、目が見えていた頃に映画を楽しんでいた人たちは、失明後も映画をなんとかして楽しみたいと思っています。生まれつき見 えない人でも、映画に興味をもっている人は、たくさんいます。

 言葉のサポートがあれば、イメージできる!

 作品のメッセージはハートで感じるもの。場面、人物の動き、情景、字幕など、目から入る情報を言葉で補う。 そんな、ちょっとしたサポートがあれば、目の不自由な人たちも、映画をイメージしながら、楽しむことができます。私たちは、映画の視覚的な情報を言葉で補うナレーションの ことを、 “音声ガイド” と呼んでいます。 “音声ガイド”は、欧米では、100館以上の映画館で提供されているサービスですが、日本ではまだほとんど普及していません。

 映画の感動をもっとたくさんの人と。

 映画館は、多くの人々と共に笑い、共に涙する感動の共有空間です。 そこでは、自分が1人ぼっちではないことを実感できます。映画にアクセスすることができない視覚障がい者の方々にも、映画の素晴らしさを、 もっと味わってほしい。 そんな想いから、シティ・ライツは 2001年より、ボランティア団体を立ち上げ、“音声ガイド”をサポートする活 動を続けてきました。 ここでは、映画が大好きなボランティアと視覚障がい者が、映画鑑賞を通じて交流し、新たなコミュニティをつくっています。
 たくさんの映画と人との出会いを大切に。誰もが当たり前に感動を共にできる社会へと、コミュニティの輪を広げていきたいと思います。

 団体名の由来は、チャップリンの「街の灯」

 

 団体名の City Lights は、チャップリンの「街の灯」の原題です。 活動をはじめたきっかけは、盲目の花売り娘と浮浪者チャーリーの愛を描いたサイレント映画「街の灯」の感動を、目の見えない人たちに伝えたい!という、バリアフリー上映会 の企画からでした。その初心を忘れずに、いつまでも私たちの心に銀幕の「あかり」を灯し続けたい。そんな願いが込められています。

 団体の概要

団体名 バリアフリー映画鑑賞推進団体 シティ・ライツ( 英語表記 City Lights )
設立 2001年4月1日
会員数 正会員:180名 賛助会員:22名
住所 〒114-0016 東京都北区上中里1-35-15
電話番号 03-3917-1995
メールアドレス mail@citylights01.org
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