また、劇場では自由に座席を選ぶことのできない車いすの方に、自由な鑑賞スペースを用意したり、日本語がわからない外国人の方のために英語 字幕をつける、小さなお子様をお連れの方のために親子鑑賞室や託児所を用意する、といった環境づくりも、バリアフリー上映会につながる工夫の 一つです。
活動をもっと広める
地方ではまだ、バリアフリー上映が実施されたことのない地域がたくさんあります。
地域の皆さんの手で、バリアフリー上映会を是非、企画し開催してください。
想像力と思いやりを養いながら、多様な人々が安心して共存できる地域社会をつくっていきましょう。
バリアフリー上映会からはじまる、人にやさしいまちづくり。
バリアフリー上映会は、どうしたらみんなと共に映画を楽しむことができるか?また、安心して参加することができるか?を考えることからス
タートします。それは、障がいをお持ちの方々が、日頃、どんなことに不便さを感じているのか?を知るきっかけにもなります。
関わりの薄かった多種多様な人々が、「バリアフリー上映会」を通じて互いを知り、工夫をこらし、最後には映画の感動を共にできる喜びの体験
は、地域交流の促進や、人にやさしいまちづくり等、これからのユニバーサル社会の創造に生かされていくことと思います。
全国バリアフリー上映サポートネットワーク(ABC-net)
ABC-netとは、全国バリアフリー上映サポートネットワーク(All japan Barrierfree Cinema
support Network)の略称です。
バリアフリー上映に関わる全国の市民活動団体が、バリアフリー上映のさらなる普及と推進をめざし、相
互援助を行うネットワークです。年に一 度、代表者会議を開いて、様々な団体とノウハウや情報を共有しています。
◎ABC-net のホームページ
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んなでつくろう、感じよう、バリアフリー映画会